北海道旅行に来たときに悪い業者に騙されないように
北海道に来て、真冬にメロンを買っている人をよく見かけます。
考えてください。あたりは雪景色、そんな時期に北海道のメロンが
あるわけないでしょっ!
ということで北海道の農産物の旬の時期をお知らせします。
アスパラ 5〜6月
とうきび 7〜8月
メロン 6〜8月
じゃがいも 8〜2月
かぼちゃ 9〜2月
たまねぎ 8〜2月
これ以外の時期にもありますが、おいしい時期はこの期間です
ただし上記期間の前後1ヶ月以内です。
もし5月に「北海道の新じゃが」なんて売っていたら嘘ですよ。
だって畑でやっと芽が出てきたばっかりなんですから・・・
●北海道に人工いくらはあるの?
テレビで良く「人工いくら」の話題が出ていますが北海道で人工いくら
を出す店があるの? と不安に思う場合があるでしょう。
しかし北海道のどんな安いスーパーに行っても人工いくらは売って
いません。私も見たことが無かったのですが、数年前にいくらが高騰
した時期がありまして、その時偶然スーパーのお寿司のいくらに
使われていて感激した事があります。しかしそれっきりで、その後に
どこでも見かけたことがありません。
ところで人工いくらの見分け方知ってますか?
人工いくらはテーブルの上に一粒落としてみると鞠みたいに弾みます。
また箸でもって回して見ると、中の目玉が必ず上を向きます。
しかし味はなかなかの出来具合。恐るべし人工いくら。
まあ北海道で出会うことは無いでしょう。でももし出会ってしまったら・・・
あなたはとっても運が良い人です。超ラッキー!!
●北海道の道を走っていると標識が無い場所があるけど無制限?
そんな訳はないでしょ (^^;;
自動車教習所の本を見てください。一般道の最高速度は60Kmです。
良く「標識が無いから無制限だ」という観光客が多くて事故を起こしています。
そのため最近北海道では「60Km」という標識が増えました。
しかし郊外では北海道の人は70〜80Kmで走っています。
だから交通事故死ワースト1なんですね。
●雪道運転って大変?
すごく大変です
観光バスなどに乗ると平気で60Km位で走っているから大丈夫だと
思ったら大間違い。ひどい時は時速10Kmで走っていても20m位の
距離も止まれない場合があります。冬にレンタカーで移動を計画
している方。やめた方が懸命です。
●北海道の人って寒さに強いの?
実は弱いんです
というのは、実は北海道の家の中はとても暖かいのです。
北海道の家は寒さを防ぐため、断熱材が入っています。壁はもちろんのこと
天井や床下まで入っているため外気が入り込みません。また窓はガラスが2重
になっており、これまた冷気の侵入を防いでいます。室温はだいたい18〜22℃位
ありますので、部屋の中では真冬でもTシャツ1枚でも大丈夫なくらいです。
しかし外は−20℃、でも外には暖かいコートを着ていくので寒さをあまり
感じません。良く「北海道の人は寒さに強いね」と思われているかもしれませんが
実はとっても寒がりなのです。だって冬の東京に行くと、部屋の中にいても
寒くて寒くて・・・北海道人は日本一寒がりなのです。
[北海道豆知識]
北海道の家を見ると大体方角がわかります。家の4方向を見ると極端に
窓が少ない面があります。こちらが「北」です。なぜって? そりゃ
北風は寒いので、そちら側には冷気が入り込まないように窓を作らない
のです。
●北海道の夏って暑いって本当?
ウソです
北海道で30℃を越える日は数日しかありません。何よりも違うのは
夜の気温です。日中に30℃を越しても、夜は24℃位になりますので
北海道の夏はとても過ごしやすいのです。ではなぜ暑いという人が
いるのでしょうか?それは冷房設備に問題があります。
北海道は冬の暖房に力を入れておりますので、冷房を備えている場所が
比較的少ないのです。特に冬の寒さが厳しい地方はまったく無いところも
あります。そのため冷房に慣れた本州の皆様がそんな場所に行ったら
「暑い暑い」と言いますよね。冷房の設置が飛躍的に増えたのはここ
10年位です。なんてったってちょっと前まではレンタカー、タクシー
、電車にすら冷房付いてなかったんですから・・・(今は付いています)
少し我慢してくださいネ。
●北キツネにはどこに行ったら会えるの?
ちょっと山に入ったら居ます。札幌では少ないですが・・・
キツネも最近は人になれてて、皆さんが良く立ち寄る観光スポットに
出没します。それは何故か? 皆さんが「かわいい」といって
手持ちの食べ物をくれるから、人間は餌をくれると思って
近づいてくるのです。しかしこれは大変危険なのです。
【重要】
北キツネには「エキノコックス」という寄生虫が体内に居るのです。
この寄生虫がなんと人間に感染すると、内臓に寄生し死んでしまう
のです。これは野生も飼育されているのも変わりません。
離れて見ているのはいいですが、カワイイからといって絶対に
触らないようにお気をつけ下さい。本当に本当に触らないでね(特にお子さんは注意)
●札幌にも熊は出るの?
はい、出ます。
札幌という街は結構大きくて、その中にはたくさんの山があります。
山道を歩いていたら熊にばったり。というニュースが年に何回かあります。
熊は普通人間を見ると逃げるのですが、逃げない熊は凶暴で危険な熊です。
札幌中心部には居ませんが、観光スポットなどでトイレのために茂みに
入ったらバッタリなんて事にはならないでね。
【もし熊に出会ってしまったら】
1.死んだ振りは効果がありません。食べられます。
2.後ろを向いて逃げると本能で追いかけてくるので
前を向いて後ずさりするように逃げましょう。
3.大きな音を出しましょう。(悲鳴では効果が無いでしょう)
4.食べ物を持っていませんか?すぐ捨てましょう。
5.間違っても記念撮影なんかしないで逃げてね
(ニュースで熊が目の前に居るのに喜んで写真を撮っている
観光客が居るのを見て「命知らず」と思いましたよ)
●地元の方と話していると、どうも北海道の方は関西人を毛嫌いしているとの事ですがどうなのでしょうか?
あははははっ!
確かにそんな感じはあります(きっぱり)。
皆が決まって言うのは「怖い・・・」
これは関西弁と口の早さから思うんでしょうね〜。
関西と北海道では商環境(商売の方法)の違いがあります。
北海道はとってもおっとりしていて、おとなしいのです。
「おい兄ちゃん、これなんぼにする?」
「そんなケチくさいこと言わんと、少しでもええからなっ!」
「ええやろ?」
と関西の方は普通と思われるかもしれないですが、北海道の人は
ビックリしてしまって「苦手〜」と思ってしまう場合もあるのです。
でも私は関西の方が大好きです。あの人情味の有る応対こそが
商売の元祖じゃ〜と思います。
関西の皆さん、北海道人にもっと関西気質を蔓延させないと
勘違いされてますよ。あっつ〜心を良く見せとかんとあきまへんで〜
でも当店ではお手柔らかに・・・(^_^)
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